さて、勢いで作ってしまった「Essay」のコーナー。

作っては見たがいったい何を書けばいいのやらとんと悩んでしまいました。(←やってから後悔するタイプ)

個人ページによくあるような長々としたテキストなんてみんな読みたがらないし、おいら自身そういうのは

読みたくない。かったるいし。所詮素人の書いた長文テキストなんてぇもんは読んだ所で疲労しか残らない

しね。ましてやフライヤーなんぞではね。

そんな訳であくまでもおいららしく軽〜くぬる〜く書きましょうかね。

まあ初回なんでよくありがちな話から書いていきましょうか。

おいらが音楽に目覚めた時の話です。

よくインタビューとかで「最初に買ったレコードはなんですか?」とか聞くシーンがあるけど、おいらが

最初に買ったレコードは「アニメ主題歌全集」でした。お年玉でね。

うちの親父がなにが切っ掛けかはわからないけど、急にレコードプレーヤーを買ってきたんですよ。といっても

今世間であるような『オーディオ』的なプレーヤーじゃなく、プレーヤーにスピーカー内蔵、今で言う『ラジカセ』的な

ものなんですけどね。

メーカーは忘れましたが、長さが約1m位で、高さ奥行が約20cmぐらいだったかな?真っ赤なボディでした。

親父がなんの勢いで買ったのかはよくわかりませんが、美空ひばり辺りでも聞きたかったのでしょう。

3、4才の頃でした。

おいらは当然この機械が珍しく一人でいじくってたようです。で、親がそんなおいらを見て、なんかレコードを買って

あげようと思ったのでしょう。親戚中から稼いだお年玉で『レコード買う?』って聞いたらしいです。

おいらはその時になんかしらのアニメのタイトルを言ったらしく、両親はレコード屋で一枚のLPを買って

来てくれました。それが「アニメ主題歌全集」だったのです。

薄ら薄ら覚えてるのですが、そのジャケットには「ドカベン」と「恐竜探検隊ボーンフリー」の絵があったのを

覚えています。

↑『ドカベン』はみんな知ってるだろうから『ボーンフリー』の方を・・・

買ってもらったおいらは喜び勇んでプレーヤーにかけたのですが、ここで問題が・・・・











実はカラオケLPだったのです・・・

確かにテーマ音楽は流れるんですが、一向に歌が流れない。子供の頃ってのはアニメの主題歌を歌手と一緒に

歌うってのが楽しみだったはずなので、全くのソロでおいらが歌うってのは想像してませんでした。

後で親に聞いた話ですが、その時のおいらは相当グズッたそうです。両親的にも買ったそれがカラオケだったって

事にはつい気がつかず買ったそうです。

それでもなんだかんだとおいらはそのLPを事あるごとに両親にねだってかけてもらってたそうです。

歌のない音楽でしたが、それはそれで楽しんでたそうです。

その後しばらくたって、親父がどこで手に入れたんだか知りませんが、クッキーの丸い缶の中に、むき出しの

シングルレコードを詰めて持ってきてくれました。

その中には童謡あり、アニメの主題歌あり、朗読ありとかなり雑多な物でしたが、おいらはとってもうれしかった

ですね。

両親は「アニメ主題歌全集」以降『レコード購入恐怖症候群』にかかったのか、おいらに新しいレコードは

買ってくれませんでした。まあおいらが子供の頃だったのもあって、おいらは同じ曲を延々と聞き続けたらしい

ですが、実際違う曲も聞いてみたかった時らしくかなりはしゃいだとの事です。

若い人はもう知らないでしょうけど、その頃のシングル盤ってのは『ドーナツ盤』と言いまして、レコードの中心部に

穴が空いていて、プレーヤーで再生する時はアダプターをセットしてからかけるのです。

この例えももう知らない人がいるかも知れませんが、8cmシングルCDを聞く時にCDの周りにエリザベスカラーみたいな

のを付けて再生してたのと同じ感覚です。

おいらは毎日のようにそのレコード群を聞きまくってた覚えがあります。

しかしまあ聞き尽くしたのか、飽きたのかわかりませんが、その後おいらはドーナツ盤アダプターを外し、更に円の中心に

レコードを寄せて聞いていたようです。

どういうことかというと、ドーナツ盤のアダプターを外すと、レコードプレーヤーの中心軸の周りに空間ができる、

その空間をどっちかによせて、レコードが楕円周を描くようにした状態で聞いていました。

当然楕円周回なので、一部では早く回り一部では遅く回る。

ういんういんって感じですね

そんな風にして聞いていた様です。

その頃からおいらは笑いに対して何かを感じていた様です。

なんだかんだと長くなってしまったようです。今回はここまで。

次回は本格的に音楽、というかロックに目覚めた時の事でも書きます。
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